[2004.07.20]
  ワイヤード=福音書


 ▼彼なくしてGoogleはなかった――数学者エドワード・カスナー(ITmedia News)
  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0406/18/news077.html


 グーグルのことを考えると,死にたいなんて気持ちが,いつの間にかどぉでもいいことのように思えてくるんだ。

quote:今年もっとも注目の株式公開企業,グーグル社(Google)の社名は,20世紀初頭の数学者であるエドワード・カスナー博士が,1のあとに0が100個ついた数を「グーゴル(googol)」と名付けたことにちなんでいる。グーグル社は,「ウェブ上で使用可能な膨大な量の情報を組織化する使命」を反映していると述べている。ちなみに同社がインデックス化しているウェブページの数は40億で,まだグーゴルよりもずっと少ない。

 一昨年日本で自殺をした人の数は,3万2千人だと云う。その人数を多いと思うか,少ないと思うかは人それぞれだが,自ら命を絶つ人の気持ちがわかる人は限られている。同情できる人の数ぢゃない,自らのこととして自殺を意識し,実際にその気持ちを止められずに自殺を行う気持ちを認識できる人の数だ。ほとんどの人にとっては,自殺する人の気持ちなどわからない。大きな失恋をしたって,大きな裏切りにあったって,自殺することは選択肢として強く思わない。自殺は,なんらかの理由によって生み出されるものではなく,その人の持つ特性のようなものなんだろう。だから,わからない人にはどうしたってわからない。

 私事だけど,わたしもいつ死んでもおかしくないと思っている。レキソタンやリタリンなどのクスリは,一時的に自殺を止める効果があると思えど,使い続ければ自殺の引き金を引くものとして,ひかえた方がよいと考えている。ほかにも,自殺を忘れるための方法はある。そのひとつは,グーゴルについて考えること。1億や1兆なんて数は,ヘタをするとたどり着いて死んでしまうことになりかねない。が,グーゴルなら果てがみえない。そしてネットの情報量は,グーグルのインデックス数が全然グーゴルにたどり着いてないように,まだまったく足りないのだが,情報はウェブだけではない。メール,FTP,ニュースグループ,IRC,ファイル共有のファイル,それらすべては死へたどり着かないための情報量である。どんな情報であれ,あってはいけない情報などひとつもなく,すべての情報はネット上に存在し続けてよい。それが,人が生き続ける,唯一の糧となる,多くの人にとっても。

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